
発毛効果が認められている唯一のAGA治療薬、「ミノキシジル」。
「髪の毛を生やしたい」という希望を叶えてくれる薬をぜひとも使いたい…!でも薬だし、副作用が心配…」という方も多いのではないでしょうか。
ミノキシジルを安心して使うために、こちらではミノキシジルの副作用や注意点などについてご紹介します。
目次
ミノキシジルの副作用一覧
ミノキシジルには内服薬と外用薬があり、それぞれ違う副作用があります。
▼内服薬・外用薬の主な副作用一覧
- 多毛症(全身の体毛が増える)
- 血圧低下
- めまい、ふらつき
- むくみ
- 頭痛、息切れ
- 動悸
- めまい
- 頭痛
- 胸の痛み、心拍が早くなる
- 体重増加
- むくみ
- 肝機能障害
- 過敏症
など
- かゆみ
- かぶれ
- ふけ
- 皮膚が炎症を起こし赤くなる
- 熱感、ヒリヒリ感
など
ミノキシジル内服薬の副作用
AGA治療薬の中でも唯一発毛効果が認められているミノキシジルですが、元々高血圧の治療薬「ロニテン」として使われていました。
その副作用として発毛や多毛が現れたことで発毛効果が発見され、現在は発毛剤として世界中で使われるようになったという経緯があります。
そのため「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)」など内服薬は、血管を拡張する作用があることなどから、血圧低下に関する副作用が起こる可能性があります。
低血圧の症状
元が降圧剤であるミノキシジルの内服薬を飲めば、血圧は下がります。
その影響でめまい、立ちくらみ、ふらつきなど、低血圧に似た症状などが起こる可能性があります。
むくみ、体重増加
ミノキシジルの血管を拡張する作用の影響で、身体の水分がうまく輩出されず、顔や足などにむくみが出ることがあります。
その影響で、体重増加が起こる可能性もあります。
もしも急激に体20重が増えた、薬をやめても体重増加が止まらない場合などは、医師に相談してください。
動悸、息切れ、頭痛
ミノキシジルは血管を拡張して血圧を下げ、血流をよくすることで髪の毛に栄養を届けやすくする働きがあります。
血圧が下がる影響で心臓に負担が増え、動悸、息切れ、頭痛などが起こる可能性があるのです。
毛深くなる(多毛症)
髪の毛を生やす(発毛させる)ためには血行・血流をよくすることが重要ですが、その作用による副作用も存在します。
ミノキシジルの内服薬は副作用として、全身の体毛が濃くなる多毛症が起こる可能性があります。
発毛効果のあるミノキシジルの成分が血流に乗って全身に巡り、頭皮だけでなく全身に影響するのです。
ニキビができる・増える
ミノキシジルは血行を促進することで毛根に栄養を届け、発毛を促進します。
その血行促進作用によって皮脂の分泌が増えて毛穴が詰まり、肌荒れやニキビができる原因になる可能性があります。
外用薬ではかぶれ・かゆみなど
ロゲイン、リアップなど外用薬は内服薬よりも副作用の心配は少ないですが、頭皮に直接塗布するため、皮膚トラブルが起こる可能性があります。
外用薬で起きる可能性がある副作用は、かゆみやかぶれ、炎症です。
外用薬はミノキシジルの濃度が2%~5%の物が主流であり、海外製のものは10%配合の商品もあります。
濃度が高いほど効果は期待できますが、その分副作用が起こるリスクも上がります。
初期脱毛について
正確にいえば副作用ではないのですが、ミノキシジルをはじめとするAGA治療薬は、使用すると「初期脱毛」が起こることが多いです。
初期脱毛とは、AGA治療薬を使用しはじめてすぐの段階に、一時的にそれまでよりもさらに脱毛が加速する現象のことをいいます。
これはAGA治療薬が髪の毛が変えてから成長し、自然に抜け落ちるまでの「ヘアサイクル」を正常に戻す働きをすることで起こります。
ミノキシジルはとくにこの初期脱毛が起こりやすく、心配になるほどの量の髪の毛が抜けることがあります。
しかしこれは一時的なもので、健康な髪を育てるのに必要な過程です。
初期脱毛が続く期間は人によって違いますが、1~2ヶ月ほどであることが多いようです。
あまりに抜けるから心配になってやめてしまう人もいますが、それでは意味がありません。
抜け毛が気になる期間は大変ですが、髪型を変える、帽子を被るなどしてなんとか乗り越えましょう。
ミノキシジルで男性機能低下の心配はほぼナシ
AGA治療薬の副作用として心配されることが多いEDや性欲減退などの男性機能低下についてですが、ミノキシジルは内服薬・外用薬ともに正式に報告されているデータはありません。
「ミノキシジルを使ってから勃ちづらくなった」という声もたまに聞きますが、精神的、年齢的、体力的な要因などと重なり、ご本人がそう感じた可能性が高いと考えられます。
ちなみにプロペシア・ザガーロの副作用には「女性化」がありますが、ミノキシジルには副作用として女性化の心配はありません。
どんな薬でも重い副作用が起こる可能性はあり
極めて稀に重い副作用として肝機能障害や過敏症が起こる可能性があります。
万が一服用後に倦怠感、食慾不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色になるなどが起こった場合初期症状である可能性があります。
その場合はすぐに医師に相談してください。
副作用のリスクが高く注意が必要な人
以下に該当する人は、ミノキシジルの使用に注意が必要です。
- 甲状腺機能障害のある人
- 高血圧もしくは低血圧
- 狭心症など心臓に疾患がある人
- 高齢者
ミノキシジルはごく僅かですが、内服薬は肝臓や腎臓など、内臓に負担がかかる可能性があります。
上記に該当する方、その他循環器系異常の既往歴のある方、持病のある人は服用前に医師に相談してください。
ミノキシジルを服用できない人
その他、以下の人はミノキシジルを使用できません。
- 女性(女性用ミノキシジルなら使用できます)
- 未成年
- 円形脱毛症などAGA以外の薄毛の人
女性、未成年、過去に過敏症の既往歴がある人はその薬を服用できません。
とくにプロペシア・ザガーロは妊娠中、授乳中の女性は赤ちゃんに悪影響があるため、触れることも禁止されています。
扱いには十分注意しましょう。
その他持病がある人は、服用前に医師に相談してください。
心配事は医師に相談、費用面では通販購入もオススメ
ミノキシジルの副作用発現率は約8%で、その中で多いのは外用薬のかゆみ・かぶれなどです。
重い副作用はほとんどないのです。
外用薬より効果が高いミノタブ(ミノキシジルタブレット)を試したい…それでもやっぱり副作用が心配…という人は、一度AGA専門クリニックで検査・相談をしてみるとよいと思います。
クリニックによってはミノキシジルタブレットを処方してくれないこともあると思いますが、医師にもよるので色々話を聞いてみてください。
問題なければ、次からは通販(個人輸入)を検討してみるとよいでしょう。
長期間続ける必要があるAGA治療。費用面を考えるとクリニック半額~1/10ほどの費用で済む通販(個人輸入)がオススメです。