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ヘルペス治療薬「ファムビル」とは?飲む前に知りたい特徴・効果・副作用

ファムビルとは

ファムビルはヘルペスの治療薬として使われている抗ウイルス薬です。
日本の製薬会社、マルホ社が製造・販売しています。
主成分は「ファムシクロビル」です。

ここではヘルペス治療薬ファムビルの効果や特徴、購入方法やジェネリック医薬品についてなどご紹介します。

ファムビルの効果

ファムビルはヘルペス(単純疱疹)と帯状疱疹の治療に効果があります。
ヘルペスの治療では口唇ヘルペス・性器ヘルペスのどちらにも有効です。

ファムビルはウイルスの増殖に必要なDNA複製を阻害する働きをします。
ウイルスが増殖するのを抑えて症状を治すのです。

ヘルペスの症状は、水ぶくれ以外にも歩行や排尿が困難なほど強く痛んだり、発熱したりすることがあります。
女性の初感染ではとくに強い症状が出ることが多いです。
症状は治療しなくても2~4週間ほどで消えます。
しかしファムビルのようなヘルペス治療薬を飲めば、より早く治すことができるのです。
ウイルス増殖前の初期から飲み始めれば、症状が悪化する前に治すことも期待できます。

ファムビルの特徴

ファムビルはこのような特徴があります。

  • 吸収性がよい
  • 効率よく持続的に作用する

ファムビルはペンシクロビルというヘルペス治療薬の「プロドラッグ」です。
薬は体内で分解され、効果のある成分が血流に乗って全身にいきわたります。
分解された時に別の薬としての効果を発揮するように作られた薬がの「プロドラッグ」です。

ペンシクロビルは経口薬(飲み薬)としては吸収性が悪く、海外では軟膏などの形状で使われています。
ファムビルはそのペンシクロビルが経口薬として効果を発揮しやすいように開発されました。
そのため吸収性・持続性がよいのです。
ペンシクロビルでは1日5回だった服用回数が、ファムビルでは1日3回となっています。

なお、薬の形状は錠剤のみです。

ファムビルの副作用

ファムビルの服用により次のような副作用が現れることがあります。

●比較的起こりやすい副作用例

  • 吐き気
  • 下痢
  • むくみ
  • 発疹
  • めまい
  • 頭痛
  • 眠気

●ごくまれに現れる可能性がある重い副作用例

  • 精神神経症状(意識障害、幻覚、せん妄、昏睡、けいれん、てんかん発作など)
  • ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下、顔や喉のむくみや腫れ、呼吸困難、手足のしびれなど)
  • 皮膚や粘膜の重い症状(ヘルペスではない水ぶくれ、発赤、皮が剥ける、かゆみやヒリヒリ感、口内の荒れ、目が充血するなど
  • 急性腎障害(尿が出ないか少ない、むくみ、尿のにごりや血尿、のどが乾く、血圧上昇など(
  • 横紋筋融解症(筋肉痛、脱力感、クレアチンキナーゼ上昇など)
  • 血液症状(汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、血小板減少性紫斑病など)
  • 間質性肺炎
  • 肝炎、肝機能障害、黄疸
  • 急性膵炎

ファムビルの飲み方

成人がファムビルを飲む時の用法・用量です。

●ヘルペスの治療の場合
通常【1回250mgを1日3回服用】という飲み方になります。
できるだけウイルスがまだ少ない段階、早期から飲み始めると、より効果的です。

再発の場合は、【1回1000mgを2回服用】という飲み方もできます。
その場合は再発として最初の症状が出てから6時間以内に服用してください。
その後12時間を目安に、2回目の服用をしてください。

●帯状疱疹の治療として
通常【1回500mgを1日3回服用】という飲み方になります。

5日ほど薬を飲んでも症状が改善しない、もしくは悪化する場合は医師に相談してください。

ファムビルの注意点

ファムビルを飲む際は薬の飲み合わせや体質に問題がないか、確認が必要です。
また、まれに起こる副作用にも注意しましょう。

併用禁忌

薬は飲み合わせが悪いため一緒に飲んではいけない「併用禁忌薬」があることがあります。
ファムビルの場合は絶対に一緒に飲んではいけない薬はありません。

ただし、過去に主成分ファムシクロビルに過敏症を起こしたことがある人には禁忌となります。

併用注意

ファムビルと一緒に飲む際に注意が必要な薬があります。
痛風の薬「プロベネシド」です。
プロベネシドと併用するとファムビルの排泄が抑制され、血中濃度に影響する恐れがあります。
プロベネシドを飲んでいる人は、事前に医師や薬剤に申告・相談することをおすすめします。

その他

薬の併用以外の注意事項です。

●ファムビルの服用に注意が必要な人

  • 高齢者
  • 腎機能障害がある人
  • 肝機能障害がある人
  • 持病やアレルギーがある人
  • 妊娠中・授乳中の人

高齢者や腎機能が低下している人は薬の量や飲み方を調整する必要があるかもしれません。
その他、上記のいずれかに当てはまる人は事前に医師に相談しましょう。

●服用後の注意
ごくまれですが副作用として意識障害などが現れる可能性があります。
車の運転その他、危険を伴う作業・機械の操作を行う場合は注意が必要です。

ファムビルの入手方法

ファムビルは「病院処方」が「通販(個人輸入)」のどちらかで入手できます。
薬局等で購入することはできません。

病院でもらうのがよいのでしょうか。通販で購入するのがよいのでしょうか。
自分の症状や状況に合う方を選びましょう。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介するので、参考にしてみてください。

病院処方

病院で医師の診察を受け、薬を処方してもらう病院処方。
この方法はヘルペスを初めて発症したときにおすすめです。

医師の診察が受けられることをメリットと感じる人は多いでしょう。
医師が患部を診てそれが本当にヘルペスなのか否か診断し、適切な薬を処方してくれるはずです。

しかし医師の診察をデメリットと感じる人も少なくありません。
性器ヘルペスの場合は特に、患部を見せるのが嫌だという人がいます。
忙しいなか時間を作って病院へ行き、患部を見せることに抵抗を覚える人にとってこれはデメリットになるでしょう。
また、初診料や診察料などを総合すると通販より高くなることも、デメリットのひとつです。

なお、医師が薬を決めるので、ファムビルを処方してもらえるとは限りません。

通販(個人輸入)

通販(個人輸入)では誰にも知られず、プライバシーを守って購入できます。
患部を見せることなく購入できるのです。
医師の診察をデメリットと感じる人にとっては大きなメリットといえます。
また、病院処方より費用が安く、いつでも注文できるというメリットもあります。
通院時間がなかなか作れない多忙な人でも利用しやすい方法です。

ただし、注文から届くまでには10日~2週間前後時間がかかります。
ヘルペスは2週間ほどで症状が消えることもあります。
症状が出ていてすぐに薬を使いたい場合、これはデメリットとなるでしょう。
しかし再発を繰り返すヘルペスとは、長く付き合っていく必要があります。
再発した時のために薬をストックしておく際は通販がおすすめです。

また、通販の場合は医師や薬剤師に相談はできません。
すべて自己責任になります。
そのため薬の作用や副作用などについてよく調べなくてはなりません。
この点はデメリットといえるでしょう。

薬の通販について簡単にご説明します。
ファムビルをはじめ医師の診断が必要な薬は、通常国内で通販はできません。
しかし、海外医薬品を個人輸入という形で通販することは許可されています。
その際は「個人輸入代行サイト」を使うのが一般的です。
代行サイトは輸入に関する手続きを代わりにしてくれる業者です。

  • 個人が使用する目的である(誰かに譲ってはいけない)
  • 決められた範囲の数量まで

この2つのルールだけ守れば便利に使えます。
すべて日本語表記なので、オンラインショッピング感覚で利用することができます。

ファムビルのジェネリック

ファムビルと同じ効果があり、ファムビルより安く購入できるジェネリック医薬品をご紹介します。
国内メーカーのものと、通販で購入できる海外メーカーのジェネリック医薬品があります。

ファムシクロビル錠

ファムシクロビル錠は日本のメーカー、沢井製薬が製造・販売しているファムビルのジェネリック医薬品です。
先発薬と見た目もよく似た白い錠剤です。

ファムシクロビル錠は病院処方でのみ入手できる薬です。
国内メーカーの商品であるため、個人輸入および通販はできません。

ファムシクロビルは1錠あたり約139円です。
先発薬ファムビルは1錠あたり約374円となっています。

Famcimac

Famcimacはインドのマクレオーズ社が開発したファムビルのジェネリック医薬品です。
検索する際は「ファムビル・ジェネリック」と検索すればヒットします。

お薬なびでは250mgが購入できます。

●内容量と販売価格

250mg×12錠:1箱2850円…1錠あたり237円
250mg×60錠:1箱13500円…1錠あたり225円
250mg×90錠:18000円…1錠あたり200円

いずれも先発薬ファムビルの価格(約374円)より安価となっています。