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クラミジア治療薬は通販で購入可能?薬の種類とメリット・デメリット

クラミジア治療薬とは

クラミジア治療薬には細菌を殺菌する作用のある薬、抗生物質が用いられます。

クラミジアは「クラミジア・トラコマチス」という病原菌に感染することで発症します。
治すにはその病原菌を殺菌する必要があるのです。

クラミジアは性器やのどに感染し、クラミジア性子宮頚管炎・クラミジア性尿道炎・クラミジア咽頭感染症として発症しますが、いずれも抗生物質による治療が必要です。

クラミジアの治療薬の種類

抗生物質には多くの種類があり、化学構造や作用により分類されます。
クラミジアの治療薬として使われるのは、「マクロライド系」「ニューキノロン系」「テトラサイクリン系」という分類の抗生物質です。
ここではその中の4つの薬についてご紹介します。

ジスロマック

ジスロマックはクラミジアの第一選択薬としてよく使われる薬です。
クラミジアに非常に有効なうえ、飲み合わせの悪い薬が少ないため、治療薬としてよく用いられています。

ジスロマックはマクロライド系という種類に分類される抗生物質です。
先発薬は米国に本社を置くファイザー社が製造しており、主成分は「アジスロマイシン」といいます。
このタイプは細菌が増殖するのに必要なタンパク合成を阻害する働きにより、抗菌作用を示します。
体内によく吸収され、また体内に長時間留まるため効果が長く続くという特徴があります。
そのため、服用回数が1回~と他と比べて少なく済みます。

クラミジア以外にもマイコプラズマなどにも有効で、子供のマイコプラズマ肺炎に処方されることも多いです。
その他皮膚感染症、呼吸器感染症の治療など、広い領域で用いられています。
ドライシロップ・カプセル・注射用・錠剤と、様々な剤形が販売されています。

クラビット

クラビットはニューキノロン系という種類に分類される抗生物質です。
ニューキノロン系の抗生物質は、細菌の増殖に必要なDNA合成を阻害する働きをもとに細菌を死滅させる作用があります。

クラビットは先発薬名であり、日本の企業第一三共により発明されました。
主成分は「レボフロキサシン」といいます。
国内で最も使われることの多い、非常にメジャーな抗生物質です。
皮膚感染症・呼吸器感染症・泌尿器感染症・婦人科感染症・歯科感染症・耳鼻科感染症など広い領域で使用されています。
比較的副作用は少ないとされています。
錠剤のほかに細粒や眼科用の点眼薬も販売されています。

ミノマイシン

ミノマイシンはテトラサイクリン系に分類される抗生物質です。
細菌が増えるのに必要なタンパク合成を阻害することによって細菌の増殖を抑える働きします。
主成分は「ミノサイクリン」といいます。
レダリーという1960年代に在ったアメリカの研究所により作られ、現在先発薬はファイザー社が販売しています。

ミノマイシンは基本的に皮膚感染症やライム病の治療に用いられることが多い薬です。
その他皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症、泌尿生殖器感染症、歯科感染症等々、幅広い領域の感染症治療に使われています。
また、ニキビの治療のために処方されることも多く見受けられます。

クラリス

クラリスはジスロマックと同じく、マクロライド系の代表的な抗生物質です。
タンパク合成の阻害する働きにより細菌を死滅させます。
日本の大正製薬が先発薬を作りました。
主成分は「クラリスロマイシン」といいます。

胃酸の影響を受けにくく、体内によく吸収されます。
呼吸器感染症、耳鼻科感染症、皮膚科感染症など広い領域の感染症に加えて、胃潰瘍の原因となるピロリ菌の除菌にも使われている薬です。

ジスロマックは1回など非常に少ない服用回数で治療しますが、クラリスの場合少量を長期期間服用を続ける治療法がとられます。
また、ジスロマックよりも相互作用を起こしやすいため、薬の飲み合わせには注意が必要です。
剤形はドライシロップや小児用錠剤等があり、錠剤も様々な種類が販売されています。

クラミジア治療薬の効果

クラミジアは性行為により体に入ってきた病原菌(クラミジア・トラコマチス)によって引き起こされる病気です。
病原菌が子宮頚管や尿道、咽頭に感染し炎症を起こします。
上記4種類のクラミジア治療薬はいずれもこの菌を死滅させる効果を期待するものです。

クラミジアの症状は、
女性器の症状…おりものの増加、不正出血、下腹部痛、性交痛
男性器の症状…尿道のむずがゆさ、不快感、排尿痛、膿が出る
のどの症状…痛み、腫れ、発熱
などです。
病原菌が死滅すればこれらの症状が治まります。
また、クラミジアは無症状の場合があります。
その場合も治療をすれば知らない間に感染が拡大して合併症を起こしたり、不妊や流産の原因になったりする心配がなくなります。

細菌を死滅させる作用は抗菌作用といいます。
マクロライド系の抗生物質は抗菌作用の他に抗炎症作用も期待できます。
細菌による炎症とは別に、炎症そのものを抑える効果があります。

クラミジア治療薬の注意点

  • 耐性菌について

抗生物質は不適切な利用などが原因で「薬剤耐性菌」が生まれる問題があります。
薬剤耐性菌とは、抗生物質を使い続けるうちに薬への抵抗力が上がり、薬が効かなくなった細菌のことをいいます。
クラミジア治療薬の耐性菌も増加しています。
ニューキノロン系、テトラサイクリン系はとくに耐性化が進んでいるとされています。
薬を正しく服用しなければ、病原菌が薬に耐性を持ち、治りにくくなることがあります。
症状がなくなったからといって途中でやめず正しい服用方法を守りましょう。

  • 妊娠中の薬の服用について

妊娠中は原則としてニューキノロン系、テトラサイクリン系の抗生物質は服用できません。
マクロライド系の抗生物質は妊娠中も服用可能とされていますが、その場合医師に相談することをおすすめします。

  • ピンポン感染に注意

クラミジアは性感染症です。
せっかく治療をしても、感染しているパートナーと性行為をすれば再び感染、もしくは感染させ合う「ピンポン感染」をしてしまう可能性があります。
治療する際はパートナーとともに治療することをおすすめします。

クラミジア治療薬の入手方法

クラミジア治療薬の入手方法は、「病院処方」もしくは「通販(個人輸入)」の2つあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので下記参考にしてみてください。

病院処方

病院処方のメリット

  • 医師に相談できる
  • 医師に診断してもらえる
  • 症状がある場合は保険が使える
  • 感染がわかり次第治療を始められる

病院処方のデメリット

  • プライベートゾーンを他人(医師)に診せる必要がある
  • 性病の症状について他人(医師)に話す必要がある
  • 相性が悪い医師やスタッフに当たる可能性がある
  • 時間がかかる
  • 無症状の場合、保険が使えない可能性がある

原則として保険は症状がない人には使えません。
クラミジアは無症状であることも多い病気ですが、念のため検査を受けたいときなどは
自己負担になる可能性があることを覚えておきましょう。

病院処方のメリット・デメリットの大きな基準になるのは「医師の診察」ではないでしょうか。
医師に診てもらうことが安心・安全と思える人は病院処方が向いているといえそうです。

一方デリケートな場所ということもあり、患部を診せたりその話をすることに抵抗を覚える人も少なくありません。
そういう人は通販のメリット・デメリットも視野に入れて考えてみましょう。

通販(個人輸入)

国内では医師の処方箋なしで医薬品を購入することはできない決まりがあります。
そのため、国内の通販では医薬品を買えません。
しかし個人が使用する目的であれば、また決められた範囲の量であれば、海外から個人輸入するという形で薬を通販することが可能です。

通販(個人輸入のメリット)

  • プライベートゾーンを他人に診せる懸念がない
  • プライバシーを守って治療薬を購入できる
  • 24時間いつでも購入可能である
  • 病院へ行くより総合的に安く済ませられることが多い

通販(個人輸入のデメリット)

  • 何かあっても自己責任である
  • 医師や薬剤師による説明を受けられない
  • 薬について自分で十分調べる必要がある
  • 個人輸入のサイトが安全かどうか見極める必要がある

病院処方と通販のメリット・デメリットをみると、通販に向いているのはこんな人といえるでしょう。

  • 診察が恥ずかしい人
  • 病院に行く時間がなかなか作れない人
  • 費用を抑えたい人

その他、以前同じ病気にかかり、薬を処方された経験がある人が薬だけ欲しい場合に通販を利用するケースも多く見られます。

薬について十分調べ、安全なサイトを利用すればメリットが多い通販も一度利用してみると、今後薬が必要なときにも何かと便利でおすすめです。