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ミノキシジルの効果や使い方は?ジェネリック医薬品もご紹介!

ミノキシジルとは

ミノキシジルとは、AGA(男性型脱毛症)の治療に使われる発毛剤です。
血管を拡げる効果と、毛母細胞(髪の毛を作り出す細胞)を活発にする効果があります。
この2つの効果により、AGAで弱った髪の毛を回復させ、失った髪の毛を補います。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルの効果は主に以下の2つです。
・血管拡張効果
・毛母細胞の活発化

■血管拡張効果
収縮した血管を拡げることで、髪の毛の成長に必要な栄養を頭皮に行き渡らせます。

人間と同じように、髪の毛は栄養が不足すると痩せ細り、ハリとコシを失います。
この現象を「軟毛化」といい、AGAの症状の一つです。
軟毛化によって頭皮は透けて見えるようになり、抜け毛も多くなります。
これが薄毛の原因です。
ミノキシジルは栄養の供給をスムーズにすることで、軟毛化した髪の毛を回復させる効果があるのです。

■毛母細胞の活発化
毛母細胞とは、髪の毛を作り出す細胞のことです。
「髪の毛を作れ」と指示を受けた毛母細胞は自ら分裂と増殖を繰り返し、髪の毛を作り出していきます。
ミノキシジルは、この髪の毛の生成を指示する因子を増やすことによって、発毛を促すのです。

このように回復能力と発毛効果を持つミノキシジルですが、肝心のAGA自体を治療する効果は持っておりません。
そこで用いられるのが、プロペシアとザガーロです。

プロペシアやザガーロとの飲み合わせ

プロペシアとザガーロは、ほぼ同じ効果を持つAGA治療薬です。
これらとミノキシジルを飲み合わせることで、より強い効果をもたらすことができます。

そもそもAGAが発症する背景には、DHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンが深く関わっています。
DHTは最初から体内に存在するわけではありません。
テストステロンという男性ホルモンが、ある酵素の力で変換させられた姿が、DHTなのです。
その酵素の名は、5αリダクターゼです。
5αリダクターゼによって生み出されたDHTが髪の毛の軟毛化を招くことで、AGAは発症します。

プロペシアとザガーロは、この5αリダクターゼの働きを抑制することで、薄毛の進行を抑えます。
しかしプロペシアとザガーロは薄毛の進行を抑えるだけで、直接的な発毛効果は持っておりません。

そこにミノキシジルを組み合わせることで、AGA治療と発毛促進の両面から、増毛を促すことができるのです。

ミノキシジルの特徴

ミノキシジルには、外用薬(塗り薬)と内服薬(錠剤)の2種類があります。
それぞれ使用方法や効果の強さが異なるので、詳しく見ていきましょう。

■外用薬
日本国内では大正製薬の「リアップ」が有名でしょうか。
薄毛の気になる部分、つまり頭皮に液体を直接塗ることで、発毛を促します。
ミノキシジルの配合量によって1%~16%まで様々な種類が用意されています。
日本のドラッグストアで購入できるのは5%までです。

■内服薬
錠剤タイプのミノキシジルです。
血流を辿って全身に成分が浸み込むため、外用薬より強い効果を発揮します。
その分、副作用を引き起こすリスクも比較的高いため、日本では未だ承認されていません(2020年5月現在)。
手に入れるにはAGA治療専門クリニックで処方してもらうか、海外の通販(個人輸入)で取り寄せる必要があります。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルには外用薬(塗り薬)と内服薬(錠剤)の2種類があり、副作用も異なります。

■外用薬
◎かゆみ、かぶれ
外用薬は頭皮に直接塗ります。
そのためミノキシジルに含まれる成分が、アレルギー反応を起こし、かゆみやかぶれを引き起こす恐れがあります。

■内服薬
◎頭痛、めまい
血管を拡げる効果があるため、服用すると急激に血圧が下がります。
その影響で頭痛やめまいを引き起こすことがあります。

◎むくみ
血管が拡がって血中濃度が薄くなると、身体は濃度を元に戻そうと血液中の水分を排出し始めます。
その排出された水分が溜まることで、むくみやすくなります。

◎動悸、息切れ
血管が拡がることで血行が良くなり、同時に心臓の動きが早くなります。
すると激しい運動後のような状態になり、動悸と息切れを起こす場合があります。

このように内服薬の場合、副作用の大部分は血管拡張効果によるものです。

ミノキシジルの飲み方・使い方

ミノキシジルには外用薬(塗り薬)と内服薬(錠剤)の2種類があります。
これらの飲み方・使い方をご紹介します。

■外用薬
1.薄毛の気になる部分をマッサージして血行を良くする
2.その部分に外用薬を1ml塗る
3.4時間ほど自然乾燥させる

これを毎日、朝と夜に一回ずつ行ってください。
一日でも忘れると効果が持続しませんので注意しましょう。

■内服薬
1日1~2錠を毎日飲み続けるのが基本です。
しかしミノキシジル内服薬は日本で承認されていないため、決まった飲み方は定められておりません。
そのため医師の判断で用法・用量を指示される場合がほとんどです。
推奨される一日の摂取量は5mgですが、治療の進み具合で増減することもあります。
基本的には医師に言われた用法・用量をしっかり守りましょう。

ミノキシジルの注意点

薬には「飲み合わせてはいけない薬」と「飲み合わせに注意が必要な薬」があります。
前者を「併用禁忌」、後者を「併用注意」といいます。
これらを守らないと、効果が半減したり、逆に効果が倍増して体に悪影響を及ぼすことがあります。

ではミノキシジルに併用禁忌と併用注意の薬はあるのでしょうか。

併用禁忌

■外用薬
現在、併用禁忌の薬は報告されていません。

■内服薬
以下の成分・医薬品が併用禁忌とされています。
・降圧剤
・イブプロフェン(解熱剤・鎮痛剤に使われる成分)
・ED治療薬(バイアグラ)

いずれも血管を拡げ、血圧を低下させる作用を持っています。
ミノキシジルも同じ作用を持っているため、飲み合わせると急激に血圧が低下します。
その結果、頭痛、めまい、動悸などの副作用が現れる恐れがあります。

その他にも血圧を低下させる薬はありますので、服用の前にきちんと確認しましょう。

併用注意

■外用薬
併用注意の薬はありません。

■内服薬
現在、併用注意の薬は報告されていません。
しかし併用禁忌の薬がある以上、どの薬も決して安全とは言えません。
飲み合わせても大丈夫な薬かどうか、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。

その他

ミノキシジルは男性でも女性でも使うことができます。
ただ女性が扱う際には少し注意しなければなりません。

日本皮膚科学会は、女性の脱毛症には濃度1%の外用薬を推奨しています。
これ以上の濃度の外用薬を使うと、かゆみや炎症などの副作用が表れる危険があります。

また妊娠中の女性も注意が必要です。
医師の中には、内服薬が胎児の心臓に強い負担をかけると指摘する人もいます。
真偽はともかく、妊娠中や授乳中は安全性が確立されていないため、服用は避けた方が良いでしょう。

ミノキシジルの入手方法

ミノキシジルは、外用薬(塗り薬)と内服薬(錠剤)とで入手方法が変わります。
主な方法は以下の通りです。
・医療機関で処方
・ドラッグストア、国内通販など
・個人輸入による通販

医療機関で処方

AGA治療の場合、医療機関は以下の2種類を指します。
・一般病院(皮膚科)
・AGA専門クリニック

外用薬はどちらでも処方されます。
しかし内服薬は日本では未承認のため、一般病院では処方されません。
一部のAGA専門クリニックでは取り扱っていますので、電話やメールで事前に確認してみましょう。

医療機関のメリットは、安全性が高いことです。
ミノキシジルは種類が多く、それぞれ成分量も異なります。
そのためどの種類を選べばよいか、素人では判断が難しいです。
病院ではプロの医師の判断で、患者に合った薬が処方されます。
また用法・用量も指導してくれますので、ほぼノーリスクで服用できます。

デメリットは治療費が高いことです。
原則、AGA治療は保険適用外です。
そのため薬代と治療費を合わせて20000円前後の費用を自己負担しなければなりません。

「診断はいらないから薬だけ欲しい」という方は、ドラッグストアや通販サイトを利用する方法があります。

ドラッグストア、国内通販など

濃度5%以下の外用薬は一般用医薬品のため、ドラッグストアや国内通販サイトでも購入が可能です。

この入手方法のメリットは、治療費を払わずに薬が手に入る点です。
また来院の予約を取ったり診療時間を気にする必要がないため、忙しい人でも気軽に購入できます。

デメリットは、いつでも手に入るわけではないことです。
ミノキシジルの外用薬は第1類医薬品に分類されます。
第1類医薬品をドラッグストアや国内通販サイトで購入するには、薬剤師を介する必要があります。
逆に言えば薬剤師がいない時間帯では、ミノキシジルは買うことができません。

また内服薬や濃度6%以上の外用薬が欲しい場合には、ドラッグストアや国内通販サイトでは手に入りません。
その場合は海外の通販(個人輸入)の方法をとる必要があります。

通販(個人輸入)

内服薬や濃度6%以上の外用薬は、海外通販サイトを利用して個人輸入の形で取り寄せることになります。

個人輸入とは、外国の製品を海外の通販サイトやメーカーなどから直接購入することです。
個人的に使うことが目的であり、購入したものを第三者に譲ったり売却したりするには事前に許可が必要です。

通販(個人輸入)のメリットは、日本国内では手に入らない医薬品が簡単に買えることです。
海外では、日本で未承認の医薬品が普通に売られていることがあります。
ミノキシジルについては上述した内服薬や濃度6%以上の外用薬はもちろん、ジェネリック医薬品もそこに含まれます。

ジェネリック医薬品とは先発薬(新薬)と同じ主成分を持ちながら、先発薬より安い値段で購入できる医薬品のことです。
そうした医薬品もネット環境さえあれば、時間や場所に縛られず気軽に注文ができます。

中には偽物を売りつける悪質なサイトもありますが、そのようなサイトは利用者の口コミや評判を調べれば事前に被害を避けられます。
また連絡先が書かれていない、レビューに満点評価が多いなどの特徴があるので、少しでも怪しいと思ったら別のサイトに変えましょう。

ミノキシジルのジェネリック

ジェネリックとは、先発薬(新薬)と同じ主成分が含まれていながら、先発薬より安値で販売されている医薬品です。
各国の製薬会社が製造しており、その種類は多岐にわたります。

ロニテン(Pfizer)

以下に紹介する内服薬のジェネリックは、どれもこのロニテンを先発薬として開発製造されたものです。

元々、ロニテンは高血圧治療薬(降圧剤)としてアメリカのファイザー社が開発しました。
その副作用に発毛効果が見られたため、のちにAGA治療にも適用されるようになりました。

しかしあくまで高血圧治療薬としての用途が元であるため、ファイザー社はロニテンを育毛剤とは謳っていません。
また効果の高さゆえに副作用のリスクも大きく、ロニテンをAGA治療薬として承認している国はありません。

ロニテンの販売については、2020年5月現在、品切れや取り扱いを中止しているサイトがほとんどです。

ノキシジル(Noxidil)

ミノキシジルタブレット(ロニテン)のジェネリックです。
タイの製薬会社T.O.Pharma社が製造販売しています。
含有量5mgの種類が販売されており、価格は1錠あたり約31円です。

ロニタブ(LONITAB)

内服薬ロニテンのジェネリックです。
インドの大手製薬会社インタスファーマー社から出ています。
ロニタブには5mgと10mgの2種類があり、値段は1錠あたり89円と他のジェネリックより少々値が張ります。
ですがピルカッターなどで分割することで、お得に服用することができます。

ミノキシジルタブレット(MinoxidilTablets)

内服薬ロニテンのジェネリックです。
フィリピンのロイドラボラトリーズ社が開発製造しています。
ミノキシジルタブレットには2.5mg、5mg、10mgの3種類があります。
値段は1錠あたり約23円~27円と、ジェネリックの中では最も安価です。

ツゲイン

外用薬のジェネリックです。
インドの大手製薬会社シプラ社が製造販売しています。
シプラ社は同じAGA治療薬であるプロペシアのジェネリック「フィンペシア」なども手掛けているメーカーです。

通常のミノキシジル外用薬が配合量5%なのに対し、ツゲインは10%配合されています。
価格は1本あたり3350円です。
先発薬の外用薬が1本6000円~7000円なので、半額ほどの値段です。

カークランド

日本でも有名な大型スーパー・コストコから販売されている外用薬です。
カークランドとは、コストコのプライベートブランド名です。

価格は配合量5%で1本あたり1630円と、先発薬の外用薬と比べると1/4ほどの値段で売られています。

液体タイプと泡状タイプの2種類があり、泡状タイプの方が500円ほど割高です。