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ヘルペス治療薬とは?病院処方・市販・通販の選び方

ヘルペス治療薬とは

ヘルペス治療薬とは感染症のヘルペスを治療するのに使われる薬です。
ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに感染することで発症する感染症です。
治療に必要なヘルペス治療薬は、そのウイルスの増殖を抑えて治す抗ウイルス薬となります。

ここではヘルペスウイルス治療薬の種類と効果、注意点、入手方法をご紹介します。

ヘルペス治療薬の種類

今回ご紹介するのは代表的なヘルペス治療薬3種類です。
ヘルペス治療薬にはいくつかの種類があります。
薬の形状も経口薬(飲み薬)や外用薬(塗り薬)など様々です。
いずれも、ウイルスの増殖に必要なDNAの複製を阻害する働きをする薬となっています。

バルトレックス

バルトレックスはイギリスに本社を置くグラクソ・スミスクライン社が開発したヘルペス治療薬です。
主成分は「バラシクロビル」といいます。

【効果のある症状・疾病】

  • ヘルペス(単純疱疹)
  • 造血幹細胞移植が原因のヘルペスの発症抑制
  • 帯状疱疹
  • 水ぼうそう(水痘)
  • 性器ヘルペスの再発抑制

バルトレックスは、3つ目にご紹介する「ゾビラックス」のプロドラッグ※です。

 ※プロドラッグとは
 体内で代謝された後に薬の構造の一部が変化し、初めて効果が出るように作られた薬のこと。
 患部に届いてから薬の効果を発揮しやすい。

吸収性がよいという特徴があります。
吸収性がよいと、有効成分が血液に乗って患部という目的地に移動しやすいのです。
バルトレックスは1日2回服用するのが基本の飲み方となります。
吸収率がよいため、服用回数が少なく済むのです。

薬の形状は錠剤と顆粒があります。

ファムビル

ファムビルは日本の製薬会社、マルホ社が開発したヘルペス治療薬です。
主成分は「ファムシクロビル」といいます。

【効果のある症状・疾病】

  • ヘルペス(単純疱疹)
  • 帯状疱疹

ファムビルは「ペンシクロビル」という抗ウイルス薬のプロドラッグです。
ペンシクロビルは飲み薬としては吸収率が悪いという特徴があります。
それに対してファムビルは飲み薬として吸収性がよく、効率よく持続的に効果を発揮します。
そのためペンシクロビルでは5回だった服用回数が、ファムビルでは3回になりました。

ファムビルは錠剤のみ製造・販売されています。

ゾビラックス

ゾビラックスはイギリスのグラクソ・スミスクライン社が開発したヘルペス治療薬です。
主成分は「アシクロビル」といいます。

【効果のある症状・疾病】

  • ヘルペス(単純疱疹)
  • 造血幹細胞移植が原因のヘルペスの発症抑制
  • 帯状疱疹

上記の症状がある子供にも使われます。

ゾビラックスはヘルペスの治療薬としては比較的長く使われている薬です。
安全性が高いため、子供の水ぼうそうの治療などにも用いられています。
また、副作用も少ないです。

薬の形状はクリーム、軟膏、錠剤、顆粒と様々です。
自分に合う形状を選ぶことができます。

ヘルペス治療薬の効果

ヘルペス治療薬の効果は主に2つです。

【効果1:ヘルペスの症状を早く治す】
ヘルペスの症状は、治療しなくても通常2~4週間ほどで自然に治まります。
ヘルペス治療薬はそれよりも早く症状を治す効果があるのです。
 例:治療しなければ治るまで3週間かかるものが、1週間で治る。

早期のうちに服用すれば、より早く治ります。

【効果2:ヘルペスの再発を抑制する】
ヘルペスウイルスは一度感染すると完全に排除することはできません。
完治はせず、再発を繰り返しやすくなります。
再発を抑えることがヘルペス治療薬のもうひとつの効果です。

症状が出ていない時もヘルペス治療薬を1年間毎日服用し続ける「再発抑制療法」というものがあります。
自身の再発予防や、パートナーへの感染リスクを抑える効果がある薬の飲み方です。

また、再発する少し前に「ヘルペスができそう」とわかる人がいます。
その場合は、その時点で薬を飲み始めると、症状が出るのを抑えることが可能です。

ヘルペス治療薬の注意点

【治療中の性行為について】
前述の通り、ヘルペス治療薬はパートナーへの感染リスクを抑える効果があります。
しかし、リスクがゼロになるとは限りません。
コンドームの正しい着用など、正しい感染予防を心がけましょう。

【薬の服用に注意が必要な人について】

  • 腎機能・肝機能に障害がある人
  • 高齢者
  • 妊婦中・授乳中の人
  • 子供

上記のいずれかに当てはまる場合、服用前に医師に相談してください。
薬が悪く影響したり、影響が大きすぎたりすることがあります。

【薬の飲み合わせについて】
薬によっては飲み合わせが悪い薬があります。
例えば痛風の薬「プロベネシド」はご紹介した3種類と一緒に飲むには注意が必要です。
自分が飲んでいる薬と併用しても問題はないか確認しましょう。

【副作用について】
副作用が少ないヘルペス治療薬ですが、症状が現れる可能性があります。
比較的起こりやすいのは下痢や吐き気、発疹や眠気、頭痛などです。
滅多にありませんが、重い副作用が起こる可能性もゼロではありません。
とくに高齢者や腎機能障害がある人は意識障害が起こりやすいです。
車の運転や高所での作業など、注意力が必要な行為をする場合は注意してください。

ヘルペス治療薬の入手方法

ヘルペス治療薬は「病院処方」「市販」「通販(個人輸入)」のいずれかの方法で入手できます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので自分に合う方法はどれになるのか、参考にしてみてください。

病院処方

病院へ行き医師に診察してもらい、薬を処方してもらう方法です。
初めて感染した時、または初めて症状が出たときは病院処方がオススメです。

まずメリットを考えてみましょう。
医師の診察が受けられることは大きなメリットです。
ヘルペスは比較的わかりやすい感染症です。
しかし、一般の人の自己診断が100%正しいとは限りません。
医師に診断してもらい、適切な薬を処方してもらうことは安心要素になります。

次にデメリットです。
診断してもらうには、医師に患部を見せる必要があります。
性器ヘルペスの場合、見せることが恥ずかしいという人も少なくありません。
そういう人にとっては診察自体がデメリットに感じるでしょう。
また、病院処方では当然病院へ行く時間を作る必要があります。
忙しい人にとっては診療時間中に病院へ行かなくてはならないことはデメリットになります。
さらに、病院処方は他の方法よりも費用がかかるというのもデメリットのひとつです。

市販

市販のヘルペス治療薬を薬局で購入する方法です。
最近はヘルペス市販薬のテレビCMも見かけます。
市販薬を買えるのは基本的に医師の診断を受けたことがある、再発の人です。
また、市販では外用薬(塗り薬)しか購入できません。

再発の治療で外用薬を使いたい人にとっては、店舗で気軽に購入できることがメリットになります。

デメリットは選択肢の狭さといえるでしょう。
初感染の人や内服薬が欲しい人には不向きです。

通販(個人輸入)

ヘルペス治療薬をインターネット通販で購入する方法です。
再発の治療や抑制のために薬が欲しい人に最もオススメの方法となります。

メリット・デメリットは病院処方と逆になるようなイメージです。

通販では医師に患部を見せる必要はありません。
誰にも知られずに薬が欲しい人にとっては大きなメリットです。
また、24時間いつでも注文できるという時間的メリットがあります。
さらに、通販の方が安価であることが多いという金銭的メリットもあります。

一方デメリットとして考えられるのは、自己責任になることです。
通販では医師や薬剤師の説明を受けらません。
そのため薬について自分で十分に調べなくてはなりません。
また、注文してから届くまでに時間がかかるという点もデメリットとしてあげられます。
そのため薬をストックしておくこともオススメです。
ヘルペスのように再発しやすい感染症はとくに薬をストックしている人も多く見受けられます。

なお、通販には下記2つのルールがあります。

 
  • 購入する個人が使用する目的であること
  • 決められた範囲の数量のみ購入可能

これさえ守れば処方箋なしで薬を入手するために、「個人輸入」という扱いで通販できるのです。
「個人輸入」と聞くと難しそうに思われるかもしれません。
しかし実際はオンラインショッピング感覚で利用でき、難しいことはありません。
「個人輸入代行サイト」を使うからです。
楽天やAmazonのように、よくある日本語の通販サイトをイメージしていただければと思います。

自分に合う薬を、状況に合う方法で入手しましょう。