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湯シャンで抜け毛は減る?シャンプー不使用で臭い・かゆみ・注意事項は

ここ数年耳にするようになった「湯シャン」。 タモリさんや福山雅治さんなど、芸能人でもやっている人はやっているんだとか。 「湯シャンはハゲにいい」などと聞くと、AGA治療をしている人間として気にならずにいられません。 一方で「湯シャンははげる」という話も聞きます。真相はいかに!? ここでは「湯シャン」とはどういうものなのか、ハゲには良いのか悪いのか、解説していきたいと思います。

湯シャンとは

湯シャンとは、シャンプーや石けんなどを使わずにお湯だけで髪の毛を洗うことをいいます。 「髪の毛はシャンプーで洗う」、そんな常識を覆す洗髪方法です。 やり方やメリット・デメリットを確認しましょう。

湯シャンのやり方

STEP1:よくブラッシングする

湯シャンでは主に頭皮を洗います。 そのため髪を洗う前(入浴前)に、髪の毛をヘアブラシで丁寧にとかし、ホコリやゴミなどの汚れをよく落としましょう。 皮脂は毎日溜まっていくものです。 また、外を出歩けば一見見えなくても髪には汚れがつきます。 こういった汚れは、ブラッシングである程度落ちます。 髪が長い人は、毛先まで十分にとかしてください。 髪の毛の絡まりをなくせばより洗いやすくなります。 ヘアブラシはどんなものでも問題ありませんが、湯シャンの場合こまめに洗う必要があるので、柄の部分がプラスチックや樹脂のものなど、丸洗いOKなものを選びましょう。 木製のものなどは水洗いを繰り返していくうちに痛んでしまう可能性があります。

STEP2:湯船に浸かってよく温まる

お湯だけで汚れを落としやすくするために、頭を洗う前に湯船に浸かって毛穴を開きますなるべく10分以上、できるなら15分以上湯船に浸かり、しっかり汗をかきましょう。 半身浴やぬるめのお湯にするなど、のぼせないように工夫して大丈夫です。 自宅やホテルなどに湯船がない場合は、熱めのシャワーで全身を温めるなどして毛穴を開きましょう。 〇必須ではありませんが、このステップの際に湯船で髪を予洗いする人もいます。 お湯から顔だけ出すようなイメージで仰向けになり、髪の毛を湯船に浸す方法です。 ▼ちょっと違いますがイメージはこんな感じです。 ※滑らないよう、溺れないようご注意ください。 湯シャンではお湯をたっぷり使って洗う必要があります。 そのため溜めた湯船にためたお湯で洗っていくは節水にもなり、頭皮の毛穴も開いて汚れを落としやすくなるため最適なのです。 一人暮らしでないとなかなかできないかもしれませんが、同居人がいる場合は自分が最後にお風呂に入る時などに試してみてください。 または、洗面器などにお湯を溜めて洗うのもよいでしょう。

STEP3:シャワーでよく洗う

十分に温まった後、40℃以下の熱すぎない温度のシャワーで頭皮を丁寧に洗っていきます。 ここでの時間は十分取るようにしてください。 最初のうちは皮脂が落ちにくいので、10分ほどかけて丁寧に洗うことをオススメします。 しかし長すぎるシャワーは頭皮に負担がかかる恐れがあるので、慣れてきたら3分~5分ほどにしてください。 頭皮を指の腹でマッサージするように適度な力で優しく洗いましょう。 爪を立てて、頭皮に傷がつかないようご注意ください。 マッサージ用のブラシを使っても大丈夫です。 生え際や後頭部、襟足上なども十分に洗います。 乾燥肌の人は特に、お湯の温度は高すぎないようにしましょう。 頭皮の皮脂が落ちすぎて乾燥・フケ・かゆみの原因になります。 基本的には、リンスなども使いません。 ギシギシ感が気になる人は、トリートメントやリンスを使う人もいます。 使い際は、すすぎ残しがないよう十分に洗い流しましょう。

STEP4:髪の毛を乾かす

洗い終わったら、通常のシャンプー後と同じようにタオルドライをしてドライヤーで乾かしましょう。 タオルドライの際は髪の毛を強く擦らず、タオルではさんで抑えるようにして水分を取っていきます。 頭皮の湿気は薄毛の原因になるので、自然乾燥はNGです。 その後はドライヤーでしっかり乾かしましょう。 ドライヤーは頭に近づけすぎず、20~30㎝ほど離し、根本から乾かすようにしましょう。 暑すぎると髪に負担がかかるので、温風と冷風を交互に当てたり、低温ドライヤーで乾かしたりするのもオススメです。

抜け毛を防ぐ!?湯シャンのメリット

湯シャンが一部の人たちの間で流行っているのは、やはりメリットがあるからです。

シャンプーのすすぎ残しによるトラブルを防げる

頭皮の炎症や吹き出物は、実はシャンプーのすすぎ残しが原因で起こることが多いのです。 頭皮のトラブルは、抜け毛・薄毛の要因になります。 湯シャンであれば当然シャンプーのすすぎ残しなどということは起こらず、そういったトラブルを防げます。

市販のシャンプーの洗浄力の強さを避けられる

市販のシャンプーの多くは高級アルコール系シャンプーという洗浄力が強いタイプです。 洗浄力が強いと、個人差はありますが頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまい、頭皮の潤いが失われフケやかゆみにつながったり、それを補うために頭皮が過剰に皮脂を分泌したりして、臭いやべたつきの原因になることがあります。 湯シャンであればそれを避けられます。 特にアトピー体質など肌が弱い人は市販のシャンプーで起こす可能性があるトラブルを避けられるのは大きなメリットです。

シャンプー代が節約できる

湯シャンはシャンプー・リンス・トリートメント類を使わない=買わないので、経済的な負担を軽減できます。 シャンプーはオーガニックのものなど、いいものは1500円~3000円ほどしますよね。 モノによっては、1年で2~3万円ほどの節約になります。

楽。

湯シャンはブラッシングや十分なシャワーでのすすぎが必要ですが、シャンプーやリンスも本当にちゃんと洗い流さそうとすれば、それなりに手間と時間がかかります。 どちらが楽かというと微妙なところもありますが、洗髪時の手間が省けて楽、時短にもなるという湯シャン派も多いです。 また、シャンプーの汚れがお風呂場につかなくなるので、掃除は楽になります。

べたつく?湯シャンのデメリット

メリットがあればデメリットもあります。 湯シャンを始める際はデメリットもあると理解した上で始めましょう。

髪の毛はサラサラにはなりにくい

基本的に湯シャンはトリートメントやコンディショナーなども使わないため、美髪効果はなく、サラサラにはなりにくいです。 髪質にこだわりたい場合は、美髪効果のあるシャンプーやトリートメント使ったほうがいいかもしれません。

スタイリング剤は落とせない

スタイリング剤をつけている場合、湯シャンでは落としきれません。 スタイリング剤を日常的に使う人は、湯シャンではなくしっかりシャンプーをした方がよいでしょう。 普段はつけないけどたまにつけることもある人は、スタイリング剤をつけた日はシャンプーしてしっかりOFFすることをオススメします。

トラブルになってしまう可能性がある

毎日当然のようにしていたシャンプーから湯シャンに切り替えると、最初のうちは特に、次のようなトラブルが起こる可能性があります。

臭いやべたつき

湯シャンを始めたばかりの段階では、皮脂が残りやすいです。 「これで本当に洗えている?」と洗浄感に物足りなさを感じ、臭いやベタつきが気になることもあると思います 多くの場合湯シャンを続けていれば、シャンプーをしていた頃よりも余計な皮脂は出にくくなり、湯シャンだけで十分落ちるようになります。 物足りなさも感じなくなることが大半です。 しかし合わない人には合いません。 1~2週間ほど続けてみて、ベタつきや洗い足りなさが治まらなければ、湯シャンが体質に合っていない可能性があります。

フケやかゆみが治まらない

湯シャンを続けてもフケやかゆみや治まらない、余計にひどくなるような場合も、湯シャンが体質に合っていない可能性があります。 やはり1~2週間ほど様子を見てダメだったら、湯シャンをやめて普通のシャンプーに戻した方がよいかもしれません。 刺激の少ない肌に優しいシャンプーを選んでみてください。

気になる臭いは!?湯シャンの注意事項

上記のようなトラブルもあるため、湯シャンにはいくつかの注意事項があります。

しっかり洗う必要あり

余分な皮脂が残ったままだと、毛穴がつまって臭いや炎症、ニキビなどの原因になります。 それを避けるためにも、ご説明した通り湯シャンではお湯でしっかり頭皮を洗いましょう。

仕事や人に会う際は注意

毎日当然のようにシャンプーしていた生活から湯シャンに切り替える際は、皮脂が残り、臭いがべたつきが気になることがあるかもしれません。 仕事や人に会わなくてはいけない人は、これを放置しているわけにはいかないでしょう。 その場合はいきなり完全に湯シャンに切り替えるのではなく、週に何回は湯シャンにする、1日おきに湯シャンにする、ベタつきが気になる時はシャンプーするなど、シャンプーの使用を少しずつ減らしていく方法がオススメです。

体質に合わない人も

オイリー肌で、頭皮も脂っぽくなってしまう人は湯シャンでなくシャンプーを続けたほうがよいかもしれません。 頭皮の状態が悪いと皮脂が過剰に分泌されます。 その状態で湯シャンを始めると皮脂がたまり、脂漏性皮膚炎などの皮膚の病気につながる可能性があります。 頭皮の衛生環境は薄毛対策として非常に重要なので、十分気をつけましょう。

湯シャンがオススメな人・向いている人

湯シャンには体質、肌質、ライフスタイルなどによって向き・不向きがあります。

湯シャンがオススメな人

肌が弱い人

湯シャンを実践している人の中には、アトピー体質の人も多くいます。 シャンプーが原因で頭皮や背中など肌が荒れる人には、湯シャンはオススメです。

乾燥肌の人

市販のシャンプーの洗浄力の強さは、頭皮を乾燥させ、乾燥肌を悪化させたり皮膚トラブルを招いたりすることがあります。 湯シャンは皮脂分泌量の少ない、肌が乾燥気味な人にもオススメです。 また、若い時にはオイリーだった人でも、年齢と共に乾燥肌になり、そこから湯シャンを始める人もいます。

在宅ワークなどで人に会う機会が少ない人

在宅ワークなどで人に会う機会が少なければ、「湯シャンを始めたてに少々臭ったとしても正直問題ない」という人もいます。 ライフスタイルによっても向き・不向きがあるので、デメリットを踏まえて問題ないか確認してみてください。

湯シャンがむいていない人

湯シャンで強いかゆみが出てしまった人

まれですが、湯シャンにしてから強いかゆみや炎症を起こしてしまう人もいます。 その場合湯シャンをやめ、皮膚科で診てもらってください。

オイリー肌の人

前述の通り、オイリー肌の人は湯シャンが合わない可能性があります。 皮脂分泌量が多いと、湯シャンでは余分な皮脂を落としきれず皮膚トラブルを引き起こしてしまうことがあるのです。 皮膚トラブルは薄毛の要因になり得ます。 無理に湯シャンにする必要はありません。

スタイリング剤を日常的に使う人

こちらも前述ですが、スタイリング剤は湯シャンだけでは落としきれません。 日常的に使う人は、毎日シャンプーした方がよいでしょう。

湯シャンだけでAGAは治らない

湯シャンは肌が弱い人に向いているためか、「薄毛にもよい」といわれることがあります。 結論を申しますと、湯シャンは薄毛対策としては、頭皮のダメージが原因になっている人向けの方法となります。 頭皮が皮膚トラブルを起こすなどダメージを負っている場合は、それを解決すれば結果として抜け毛を予防する可能性はあるでしょう。 しかし、湯シャンだけで抜け毛を阻止することはできません。 湯シャンだけではAGAを解決することはできないのです。 AGA(男性型脱毛症)を解決したい場合は、湯シャンよりAGA治療が必要です。 AGA治療はAGA治療薬を使って行います。 湯シャンとは違い、薬としての確かな効果が期待できます。 通販で買えるものは種類が豊富なので、自分に合うものを探してみてください。