【医師に言われた】ヘアサイクルの疑問と戻し方

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サイクル

男性特有の脱毛症であるAGAはヘアサイクルが通常よりも短くなってしまうことで起こります。

AGA専門クリニックでも説明されるヘアサイクルについて詳しく解説していくのに加えて、なぜヘアサイクルが短いと脱毛症が起こるのか?ここでは私が医師に言われたヘアサイクルと改善方法についてなど紹介していきます。

ヘアサイクルとは

ヘアサイクル

髪の毛は実は人間と同じように寿命があり、古くなった髪の毛は抜け落ちていき、そしてまた同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてくるのです。

新しい毛が生えて抜けるまでを1周期として、それをヘアサイクルと言います。
健康な髪の毛であれば1周期、大体3~6年と長い年数続きます。

このヘアサイクルは

・成長期
・後退期
・休止期

これら3つの時期によって分けられています。
この時期を1つ1つみていきましょう。

成長期

成長期はヘアサイクルの中でも最も長く、3~6年ほど続きます。
成長期に髪の毛が活発に細胞分裂を起こし、太く長く伸びていく期間です。

成長期の中でも3つの段階に分かれています。

・1段階目

最初に髪の毛が生まれる段階です。古い髪の毛が根本から離れた瞬間に、奥の方で細胞分裂が開始され、新しく成長する髪の毛が作り出されます。

・2段階目

奥の方で成長した新しい髪の毛が今度は古い髪の毛を押し出そうとします。この段階になると古い髪の毛は簡単に抜けるようになります。
日常生活で髪の毛を洗ったり、ブラシで解いたりするときに髪の毛が抜けるのは大体この時期の髪の毛です。

・3段階目

抜けた髪の毛の代わりに今度は新しい髪の毛が太く長く成長していきます。1~3段階目まで毛母細胞が活発に活動し、健康な状態であれば男性で大体3~5年、女性だと4~6年間成長を続けます。
そして今度はこの成長した髪の毛が抜けて新しい髪の毛が成長していくのです。

人間に例えるとすれば、生まれてから食べ盛りの高校生くらいでしょう。

後退期

後退期は退行期とも呼ばれ、髪の毛の約1%が後退期にあてはまると考えられています。

この時期は毛母細胞が寿命を迎え、髪が成長しなくなります。次第に髪の毛が毛母細胞から離れてしまい、2~3週間ほど続いたのち完全に成長しなくなります。

後退期は成長が止まるタイミングであることから、人間でいえば成人、いわば大人と言えるでしょう。

休止期

休止期は全体の10%~20%になると考えられています。

休止期になると毛母細胞での細胞分裂が止まり、成長が止まります。
そしてその後毛穴の上の方に向けて上がっていって、髪の毛が抜ける準備をします。

この状態が2~3ヶ月ほど続き、その間に奥の方で新しい髪の毛の製造準備が行われます。

AGAはこのヘアサイクル周期の成長期は短く、抜け落ちてしまうため発毛が追いつかずどんどん薄毛になっていきます。

クリニックでも処方を受けることができるプロペシアやザガーロはこのヘアサイクルを正常に戻す効果があり、薄毛を抑制します。

1日に抜ける髪の毛の量

パニック

髪の毛をブラシでといたら、いつもより髪の毛が抜けててびっくりした!!なんて経験ありませんか??

髪の毛が抜けること自体当たり前のことで、自然現象なのでそこまで過度の心配をする必要はありません。

しかし、AGAなどになってくるとやはり抜け毛は多くなってしまいます。

では健康な状態で1日抜ける髪の毛の量とはどれくらいなのでしょうか??

抜け毛の平均

抜け毛が増えたり薄毛になってくると、過度の心配から常に抜け毛に意識が向いてしまいますよね…。

すると実際にはそこまで抜けてなくてもブラッシングの時、シャンプーの時、枕に付く抜け毛、あらゆる場所で抜け毛が気になるのは分かります。

しかし実際通常の成人であれば1日に平均50~100本は抜けています。
そしてまた新しい髪の毛が生まれてきます。

しかし髪の毛の抜ける量が多かったり、髪の毛が細いままで成長しなくなるとAGAが考えられます。

毛根や髪質にも注目

ヘアサイクルが乱れて、抜け毛の原因になっている場合には抜け毛の本数だけでなく、毛根や髪質に注目するのも大切です。

抜け落ちた髪の毛に少し注目してみて下さい。

健康的な毛根であればぷっくりと膨らんでいて、毛根も白く生理現象で抜け落ちている抜け毛なので過度に心配は必要ありません。

しかし毛根がなかったり、尖っていたり、細く短い抜け毛などは成長期をまっとうする前に抜け落ちている可能性が非常に高いので、治療薬を使ったり、生活習慣を見直してヘアサイクルを正常化させなければ抜け毛はどんどん進行します。

危険な毛根と健康的な毛根は以下の記事で紹介しています。

ヘアサイクルが乱れる原因

考える

ヘアサイクルは3つの時期に分かれていて、それぞれの時期に応じて活動内容が違うことはわかって頂けたかと思います。

このヘアサイクル、実は色々な要因があって乱れ、成長期の時期が短くなってしまうことでAGAになるといわれているので、乱れてしまう原因について深堀してみましょう。

生活習慣

・運動不足
・タバコ
・アルコール
・睡眠不足
・ストレス

これらの生活習慣が日常化すると、血流が悪くなる=頭皮に十分な栄養が運ばれなくなり、ヘアサイクルに乱れが生じます。

ストレスも男性ホルモン増やしてしまいDHTが生成されやすくなると知られています。
全くストレスをなくすことは難しいですが、運動や趣味、気分転換など少しでもストレスを軽減すると良いですよ。

シャンプーなどの頭皮ケア

シャンプーの洗い残しが雑な場合、十分な汚れがとれておらず毛穴の汚れが詰まる原因となります。
逆に荒くても毛穴を傷つけたりと髪の毛によくありません。

薄毛が気になる人もそうでない人も正しいシャンプーの仕方を心がけましょう。

1、髪の毛の汚れをお湯で洗い落としましょう。
2、シャンプーをよく泡立てて、指のお腹の部分でマッサージするように頭皮を洗いましょう。
3、たっぷりのお湯でシャンプーが残らないように洗い流してください。
4、トリートメントやコンディショナーで毛先を整えてすすいでください。
5、タオルで頭をふくときは、髪の毛をたたくように水分をとりましょう。
6、ドライヤーは熱の温度をあまり上げず、風で乾かすようにしてください。

季節の関係

抜け毛の多い、少ないは実は季節によっても関係しています。

動物には換毛期というものがあり、季節に合わせて毛の量を調整する動物に備わっている防衛機能なのです。
人間は服を着たり、脱いだりして調整しますが、動物はそうはいかないですよね。

しかし人間にも同じような機能が備わっていて、春になると温かくなるから涼しくするために髪の毛が抜けやすくなります。

そして秋も抜けやすくなるのですが、それは夏に受けた紫外線などのダメージから髪の毛が抜けやすくなっているのです。

そのため、春と秋は抜け毛が増える時期なのです。

加齢に伴う乱れ

人は年齢を重ねるとホルモンバランスも乱れますし、血流が悪くなることは致し方ない事です。

上記の理由から栄養を運ぶ血液がドロドロになってしまうことで栄養素を上手く吸収することができず、ヘアサイクルの乱れに繋がります。

実際に日本人男性がAGAを発症する確率として20代で20%30代で30%と年齢を重ねるごとにAGAの発症率は上がっていくデータもあるので、年だから…と言った理由を放置せず、適度な運動などを取り入れてみると良いですよ。

AGA治療薬でヘアサイクルを改善

プロペシア

AGAでヘアサイクルが乱れた場合、AGA治療薬としてクリニックで処方されているプロペシアやザガーロで改善することができます。

男性ホルモンのテストステロンが5α-還元酵素によって変換されDHTが生成され、ヘアサイクルはDHTによって乱れてしまいます。

プロペシアの有効成分であるフィナステリドは別名、5α-還元酵素阻害薬と呼ばれており、DHTを生成させないようにする作用があります。

そのためプロペシアを服用することで乱れていたヘアサイクルが通常の周期へと徐々に戻すことができるのです。

プロペシアは1回飲めばヘアサイクルが改善されるものではなく、周期を徐々に戻すために継続して服用しなければいけません。
ヘアサイクル改善するためには最低でも半年以上は服用しましょう。

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