プロペシア(フィナステリド)の効果や副作用、服用方法の注意点

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医師の説明

世界で初めて飲むAGA治療薬として承認されたプロペシア。
今では世界60か国以上でAGAに悩んでいる男性の第一選択薬として活躍しています。

当ページではプロペシア(フィナステリド)の効果や臨床試験、詳細な服用方法、副作用などを解説しています。

※下記サイト等を参考にして当ページは制作しています。わかりやすい文章にしていますが、内容自体は変えていません。

参考サイト
・医療用医薬品 : プロペシア
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00051088
・フィナステリド:プロペシア
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se24/se249900X.html

プロペシアの効果

AGAの原因

プロペシアの有効成分であるフィナステリドは5α-還元酵素阻害薬と呼ばれており、その名の通り5α-還元酵素(2型)を阻害する働きがあります。

AGAと呼ばれる男性型脱毛症は男性にしか起こらない脱毛症で、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)が原因で起こると考えられています。

男性ホルモンのテストステロンが5α-還元酵素によってジヒドロテストステロンに変換します。

AGAになる悪者

テストステロン+5α-還元酵素=ジヒドロテストステロン

通常髪の毛にはヘアサイクルというものがあり、数年かけて髪の毛が抜けたり生えたりを繰り返します。

しかし、ジヒドロテストステロンが毛髪の成長を防いでしまい、十分に成長する前に抜けてしまうことによって、ヘアサイクルの周期が通常よりも短くなってしまうのです。

そしてヘアサイクルが短くなったことによって、毛穴も完全に閉じ切ってしまい髪の毛が生えてこなくなり、徐々に薄毛になってしまうのです。

そこでプロペシアを継続して服用することで、AGAの原因となっている5α-還元酵素を阻害することができるため、ジヒドロテストステロンが生成されなくなります。

これにより、ヘアサイクルを元の周期に戻すことができ、脱毛を防げるようになるのです。

プロペシアの臨床試験結果

プロペシアの臨床試験結果

プロペシア(フィナステリド1㎎)1日1回を3年間継続して服用した場合、98%の割合でAGAが進行がしなかったとプロペシアを開発したMSDが試験結果として報告しています。

その他にも、プロペシア(フィナステリド1㎎)を1日1回服用を続けた場合、1年後、2年後、3年後それぞれAGAの改善、維持の割合の結果も報告されています。

プロペシアを使ったAGA改善率

1年後で改善が58%、維持が40%、進行が2%
2年後で改善が68%、維持が31%、進行が1%
3年後で改善が78%、維持が20%、進行が2%

上記のグラフからもわかるように継続して服用すればするほど、AGAの改善を認める人が多くなっています。

ガイドラインでも推奨

2017年版の男性型および女性脱毛症診療ガイドライン(日本皮膚学会)にて、プロペシアの有効成分であるフィナステリドの服用の有効について記載がありました。

フィナステリドは男性型脱毛症に対して推奨度は一番高いA(A~Dまである)で、「行うよう強く勧める」に分類されています。
因みに女性脱毛症はDで「行うべきではない」に分類されています。

このようにプロペシアの有効成分フィナステリドは、日本皮膚学会においてもAGA治療に強く推奨されているのです。

参照:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

プロペシアの服用方法

薬剤師

プロペシアでAGA治療をしていくにあたり、やはり大事なのは服用方法です。

効果を更に得たい理由などから、大量にプロペシアを飲んでも決して良い効果を得ることはできません。

それどころか、強い副作用を引き起こしてしまう可能性があります。
正しい服用方法で、AGAを治療していきましょう。

服用する時間帯

プロペシアに服用が好ましい時間帯はありませんが、毎日同じ時間に服用するのが推奨されています。

フィナステリドの効果は24時間以内と限定されているので、24時間を大幅に過ぎてしまうと好ましい効果を得ることができないのです。

そのため毎日同じ時間に飲むようにしましょう。

毎日同じ時間に飲むことによって習慣づけることができるので、飲み忘れ防止にもなります。

推奨期間

プロペシアは早い人の場合3ヶ月ほどで効果が現れる場合もありますが、最低でも半年間以上は飲み続けたほうがいいと言われています。

服用を続ければ続けるほど改善できたと報告する人が多くなっています。

特に効果を実感できるのが半年~1年の間になりますので、途中であきらめず服用を続けましょう。
もちろん体に異常や副作用が気になる場合は、すぐに服用を中止して医師に相談して下さい。

プロペシアの副作用

プロペシアは比較的副作用の少ない医薬品でほとんどありません。
しかし人によって、性欲がなくなったり、性機能の低下を感じる場合があります。

・勃起機能不全
・射精障害
・リビドー(性欲)減退
・肝機能障害(めったにみられない)

副作用の頻度

副作用は臨床試験において、943例中、5件のみ副作用が認められたと報告されています。
この確率は0.5%で、1000人に対して5人程度しか副作用が見られないということになります。

そのためプロペシアの副作用が起こる確率は非常に低く、安全性の高い医薬品と言えるでしょう。

プロペシアの併用禁忌と注意薬

プロペシアは現在併用禁忌薬、併用注意薬、共に報告されていません。

そのため一緒に飲むことができないお薬はないので、現在飲んでいる薬があるとしてもプロペシア、もしくはプロペシアジェネリックを飲むことができます。

詳しく知りたい、それでも不安だと言う方はAGA専門の医師に相談しましょう。

プロペシアを服用できない人

プロペシアは女性、未成年は服用することができません。

特に妊娠中、授乳中の方は服用が禁忌になっており、プロペシアの錠剤に触れることもできません。

プロペシアの有効成分フィナステリドが、男児や胎児の生殖器に対し成長の異常をきたす可能性があるからです。

未成年は日本国内での臨床試験が20歳以上からだったため、安全性が確立されていないため服用ができません。

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