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ヘルペスは一度感染したら完治しない?性器・口唇ヘルペスの症状と治療薬

ヘルペスとは

ヘルペスは皮膚に小さな水ぶくれや潰瘍(皮膚の表面がただれえぐれている状態)ができる感染症です。
単純ヘルペスウイルスというウイルスに接触することにより感染します。
性行為以外にも、患部に接触することで感染します。

一度感染するとウイルスを完全に除去することはできません。
そのため治っても再発しやすい病気です。

なお妊婦が感染すれば、出産時に赤ちゃんに感染する可能性があります。

ヘルペスの種類と症状

口唇やその周辺にできるものは口唇ヘルペス、性器やその周辺にできるものは性器ヘルペスと呼ばれています。

また、初めて感染した際とそうでない場合に症状に差が出ます。

  • 初感染:初めての感染し症状が出る場合
  • 非初感染初発:感染してしばらくは症状が出ず、その後初めて症状がでる場合
  • 回帰発症:再発の場合

初感染で症状が出る場合が一番重い症状が出ます。

口唇ヘルペス

ヘルペスのウイルスには1型と2型があります。
口唇ヘルペスには1型、性器ヘルペスには2型が感染しやすいと言われることもありますが、どちらにも移ります。
感染した相手の性器を舐める行為やキスで感染すれば、口唇ヘルペスになります。
オーラルセックスの一般化により性器から口、口から性器へ感染が広がっているのです。

【口唇ヘルペスの症状】

  • 患部となる口唇やそのまわりに痛みやかゆみを感じる
  • 水ぶくれやかさぶたになる

初感染の場合、発熱やリンパ節の腫れが出ることがあります。

症状は通常2~3週間程度で消えます。

性器ヘルペス

性器ヘルペスの感染経路は主に性行為です。 男女ともに似たような症状ですが、女性の初感染はとくに重い症状がみられます。

【男性の初感染の症状】

  • 患部にかゆみ・違和感・ヒリヒリする感じを覚える
  • かゆみのある小さな水ぶくれができる
  • 水ぶれが破れ、潰瘍ができ痛む
  • リンパ節が腫れる

これらの症状が出る際、発熱することがあります。

患部は亀頭や陰茎のほか、太ももやおしりにもできる場合があります。
また、アナルセックスで感染した場合には肛門周囲や直腸に広がる可能性があります。

【女性の初感染の症状】

  • 性器やその周辺に水ぶくれや潰瘍ができる
  • 強く痛み、排尿や歩行が困難になる場合がある
  • リンパ節が腫れる
  • 38度以上の高熱が出ることがある

患部は陰唇・膣前庭部・会陰部から子宮頚管や膀胱に広がることがあります。

男女ともに、再発や非初感染初発の場合は初感染より症状は軽く、早く治ります。

その他、目にも感染します。
目に感染すると、失明する可能性があります。

ヘルペスの感染予防方法

ヘルペスは患部との接触により感染するので、予防は「接触しないこと」が基本となります。
以下のことに注意しましょう。

  • 性行為での接触

セックスにおいてはコンドームの使用は有効です。
しかしオーラルセックスやキスでも感染します。
症状があるときは性行為やキスは避けたほうがよいでしょう。

  • 性行為以外の接触

患部の水ぶくれにはたくさんのウイルスが入っています。
なるべく触らず、触ったときはよく手を洗ってください。
また、患部が触れたものにもウイルスは付着するので、タオルや食器など物を共有するのは避けましょう。
患部を触った手で人や物に触れないようにすることがポイントです。
目に触れてしまいがちなコンタクトレンズ使用者は、患部に触れた手で目を触らないようとくに気をつけましょう。

  • 免疫力

ヘルペスは疲れている時や風邪をひいた時など、体調を崩し免疫力が低下している時はヘルペスがとくに出やすくなります。
接触の予防とともに、十分な休養と栄養を摂ることも重要です。

また、抗ウイルス薬を服用することによって再発の可能性を抑えることができます。

ヘルペスの治療薬

ヘルペスの治療には、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬という種類の薬が用いられます。

ここでは通販でも購入可能なヘルペスの治療薬3種類について簡単にご紹介します。
3種類ともウイルスの増殖を抑える薬であり、帯状疱疹や水ぼうそうの薬としても用いられます。

なお、ヘルペス治療薬には飲みタイプや塗るタイプなど様々な剤形があります。
再発の場合、軽い症状であれば軟膏タイプも有効です。

バルトレックス(バラシクロビル)

バルトレックスは代表的なヘルペス治療薬で、一般名をバラシクロビルといいます。
バラシクロビルはこの次にご紹介する「ゾビラックス(アシクロビル)」のプロドラッグ※です。
※プロドラッグとは、服用していから患部に届くまでに有効成分が減ってしまうのを避け、効果を発揮しやすいように作られた薬のこと。

イギリスのグラクソ・スミスクライン社が先発薬を製造しており、錠剤と顆粒があります。
ジェネリック医薬品が数種類あり、通販で購入可能です。
お薬なびでは500㎎×20錠の錠剤が1箱3060円で購入できます。

ゾビラックス(アシクロビル)

ゾビラックスも代表的なヘルペスウイルス感染症の治療薬です。
一般名をアシクロビルといい、比較的副作用が少ないとされている薬です。
先発薬はバルトレックスと同じく、グラクソ・スミスクライン社が製造しています。
錠剤・軟膏・クリーム・注射薬と、様々な剤形があります。

アシクロビルのジェネリック医薬品は多くの種類が存在します。
通販では錠剤やクリームが購入可能です。
錠剤はお薬なびで200㎎×25錠タイプが1箱2250円で通販できます。
クリームは同じくお薬なびで1本5g 650円で購入可能です。

ファムビル(ファムシクロビル)

ファムビルは日本の企業、マルホ社が製造している抗ウイルス薬のひとつです。
一般名はファムシクロビルといい、剤形は錠剤になります。
経口投与では吸収性が悪いペンシクロビルという抗ウイルス薬のプロドラッグです。
吸収性がよく持続性もあるため、他の薬より服用回数が少なく済むという特徴があります。

ファムシクロビルのジェネリック医薬品は通販で購入可能です。
お薬なびでは250㎎×12錠タイプが1箱2850で買えます。

まとめ

ヘルペスの治療は基本的に治療はウイルスの増殖を抑えるというものになります。
そのためウイルスの増殖前、なるべく早期に治療を開始するのが理想です。

初めての感染ではピンと来ないかもしれませんが、再発を繰り返す人は「ヘルペスができそう」という感覚がわかるという人も多く見受けられます。
その段階で薬を飲み始めると、水ぶくれや潰瘍ができることを抑えることが可能です。

ヘルペスは一度感染したらウイルスを体から完全に除去することはできず、再発を繰り返す病気です。
長く付き合っていくには接触しないという予防のほか、再発の予感がしたら抗ウイルス薬を服用することも有効でしょう。
再発したときのために通販で薬をストックしておくこともおすすめです。