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性器にニワトリのトサカのようなイボが!コンジローマの症状と治療方法4つ

コンジローマとは

コンジローマは性器や肛門などにイボができる性病です。
「尖圭(せんけい)コンジローマ」、「尖圭コンジローム」ともいいます。
ヒトパピローマウイルス(hPV)の感染により発症します。

なお、ヒトパピローマウイルスは様々な種類が存在しますが、コンジローマの原因となるウイルスは発がん性が低い種類です。

コンジローマの症状

3週間~8ヵ月の潜伏期間のあと、イボができます。
イボの色:白、ピンク、褐色
イボの形:小さな乳首のような形、ニワトリのトサカ、カリフラワーのような形
イボができる箇所:
男性…亀頭、冠状溝、陰のう、包皮の内側・外側、会陰、肛門やその周りなど
女性…大陰唇、小陰唇、膣前庭、会陰、、肛門やその周り、膣、子宮頚部など
その他:ほとんどの場合は痛みやかゆみは生じませんが、まれにそれを感じる人もいます。

コンジローマは治療せず放置すると、次のいずれかになります。

  • 自然に治る
  • 変化なし
  • 増加、増大していく
  • ウイルスの型によっては悪性化する

自然に治ることもありますが、イボが増え、大きくなっていくこともあります。
イボが消えても再発はしやすいです。

コンジローマの症状感染ルート

コンジローマの感染ルートは主にセックス・オーラルセックス・アナルセックスといった性行為です。
潜伏期間が3週間~8ヵ月と長いため、実際に感染した時期や経路の特定は難しくなります。
性行為以外では、まれに育児や治療などで移ることがあります。

原因となるウイルスは、性器の皮膚や粘膜の小さな傷から侵入します。
性器に皮膚炎がある場合はとくに注意が必要です。

また、妊婦が感染している場合、赤ちゃんに母子感染する恐れがあります。
そのため妊娠中にコンジローマを発症した場合は、出産までに治療する必要があります。

コンジローマの治療方法

コンジローマの治療方法は、①薬を塗る、②冷凍凝固法、③レーザー・電気メス、④外科的切除という4つの方法があります。
一概にどの治療が優れているとは言えません。
メリット・デメリットを考え自分に合っている治療法を選びましょう。

薬を塗る

自分で直接イボに外用薬を塗って治療する方法です。

メリット

  • 他の治療法と比べて治療の痛みが少なく済む
  • 痕が残りにくい
  • 通院回数が少なく、負担が軽い
  • 治療の際他人に患部を見せずに済む

デメリット

  • 治るまでに時間がかかる
  • 薬を塗った部位が赤くなる、痛みを生じる、荒れるなど副作用が出る場合がある

薬以外の治療法はイボを切除する方法になりますが、場合によっては入院が必要になることもあります、
そういった負担が重いと感じる人が塗り薬を選択することが多いです。

冷凍凝固法

患部を凍結させる治療法です。
マイナス196℃の液体窒素を含ませた綿棒をイボに押し付け、凍傷を負わせてウイルスを殺菌します。

メリット

  • イボの数が少なく大きさも小さい場合には向いている
  • 処置後にほとんど出血がない
  • 繰り返し処置していく方法なので再発した際も治療しやすい

デメリット

  • 大きなイボには不向き
  • 麻酔なしで行わるためかなり痛い
  • 処置の後も数日間は痛む
  • 水ぶくれや潰瘍ができることがある
  • 治療は週に1回のペース通院し、処置を繰り返しながら進めるため負担が大きい

イボがなくなるまで凍傷(やけど)させ続けなくてはいけないため、早期の段階向きの治療法です。

レーザー・電気メス

炭酸ガスレーザーや電気メスでイボを焼灼する治療法です。
冷凍凝固法で効果が得られなかった人や、週1回の通院ができない人がこの治療法を選ぶことが多いです。
この場合はイボ周辺に局所麻酔が施されます。

メリット

  • 傷痕が残りにくい
  • 通常処置は5~10分ほどで終わり、処置の痛みはほとんどない
  • 治療が早く終わり、イボが消えるのが早い
  • 処置後に痛みが生じるが、軽い

デメリット

  • 自費になり費用がかかる
  • 部位によってはレーザーが使えない場合がある
  • 処置の際にウイルスが拡散してしまうことがある
  • 処置後しばらく潰瘍や色素沈着が続くことがある
  • 再発防止のため、深く広く焼灼する必要がある

治療後は処置の痕がカサブタのようになり、そのカサブタは1~2週間ほどではがれます。

外科的切除

イボを外科的に排除する治療法です。
患部周辺に局所麻酔を施し、専用の器具で切除します。
また、イボが大きい・量が多い場合など、状態によっては縫合します。

メリット

  • イボが少ない場合治療効果が高い
  • イボが少なければ1~2週間できれいになる
  • 大きなイボから小さなイボまで対応可能である

デメリット

  • 患部を大きめに切除することになる
  • 治療後の多少のただれ、潰瘍、痛み

外科的切除は最も出血を伴う治療法です。
止血や再発防止のため電気メスもあわせて使われます。

いずれの方法で治療しても、治癒率は60-90%です。
治療後3ヵ月以内はとくに再発する可能性が高く、完治させるには根気が必要です。

コンジローマの治療薬

他の方法は治療の際に患部(性器やその周り)を他人に見せなければならず、その気恥ずかしさから塗り薬を選ぶ人も多いです。

コンジローマ治療薬として世界75ヵ国以上で使われている塗り薬があります。
2007年に日本でも承認されました。
ジェネリック医薬品もあり、通販でも購入できます。

アルダラクリーム(イミキモド)

世界で使われているコンジローマの塗り薬はベルセルナクリームといいます。
アルダラクリームはベルセルナクリームのジェネリック医薬品です。
イミキモドという成分が主成分で、免疫機能を助けウイルスをやっつける働きをしてくれます。

通常毎日連続ではなく、週3回または隔日で使用します。
1日1回就寝前にイボに塗り、翌日石鹸を使い洗い流します。

お薬なびで1箱3個入りが2700円で購入できます。
9袋7680円、15袋12150円のまとめ買いも可能です。
治療の費用を抑えたいときにおすすめです。

まとめ

コンジローマはイボという形で現れるため、比較的わかりやすい性病です。
予防として、感染の可能性がある場合は性行為は避けましょう。
正しくコンドームを使うことも有効ですが、完全に予防することはできません。

また、自然に治ることもありますが、その間性行為ができない、ウイルスの型によっては悪性化するなどリスクがあるため、治療することをおすすめします。
放置した結果イボが増え大きくなると、治療が大変になり費用や本人の負担も大きくなってしまいます。

イボが消えていれば人に移すことはありません。
しかし再発を繰り返す病気なので、パートナーとともに早めに治療し、治療後も十分に気をつけましょう。