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プロペシアの効果とは?ジェネリックや副作用もご紹介

プロペシアとは

プロペシアとは、AGA(男性型脱毛症)治療薬の一種です。
AGAは、DHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉ホルモンが毛乳頭細胞と結合することで発症します。
プロペシアはこのDHTの産生を抑制することで、脱毛・薄毛の症状を治します。

プロペシアの効果

プロペシアの効果を説明するには、まずAGAが発症するまでのプロセスを知っておく必要があります。

■AGA発症までのプロセス
1.精巣よりテストステロンという男性ホルモンが分泌される
2.テストステロンが「5α-還元酵素」の作用で、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換される
3.DHTが毛乳頭細胞の受容体と結合する
4.髪の毛がほとんど成長できなくなり、軟毛化(毛が痩せ細ること)が発生する
5.髪に十分な太さがなくなり、頭皮が露出する(薄毛)
6.軟毛化で髪の寿命が早まり、抜け毛が多くなる(脱毛)

上記の通り、AGAの発症は「5α-還元酵素」の変換機能に端を発しています。

プロペシアはこの5α-還元酵素の作用を阻害することで、髪の毛の成長を促し、AGAの発症を食い止める効果があります。

プロペシアの特徴

プロペシアには、他の医薬品にはあまり見られない以下の特徴があります。
・アルコールとの飲み合わせ可
・食前、食後問わず服用可

■アルコールとの飲み合わせ可
プロペシアはアルコールとの相互作用が確認されていないため、お酒と一緒に服用することができます。
しかしプロペシアに限らず医薬品は肝臓で代謝(分解)されるため、アルコールとの併用で肝臓に余計な負担を強いることがあります。

■服用のタイミングは自由
臨床試験によればプロペシアは空腹時と食後とで効果に差は見られなかったため、一日のどのタイミングに飲んでも構いません。

プロペシアの副作用

プロペシアの副作用について、以下の症例が報告されています。
■肝機能障害
・だるさ、黄疸
■男性機能の低下
・射精障害
・勃起不全

試験調査によれば副作用が起こる確率は約0.5%(1000例中5件)とされています。

■肝機能障害
AGA治療薬に限らず医薬品のほとんどは肝臓にて代謝(分解)されてから患部に行き渡ります。
そのため医薬品を服用すると肝臓に多少の負担をかけます。
AGA治療薬は基本的に毎日の服用が求められるため、それだけ肝臓に負担を強いることになります。
これが肝機能障害に繋がると考えられています。

■男性機能の低下
AGAの要因となるDHT(ジヒドロテストステロン)は男性ホルモンの一種です。
プロペシアの効果で男性ホルモンが減少することにより、男性機能に影響を及ぼしていると考えられています。

しかし一方でプロペシアと男性機能の低下に関連性はないとする意見もあります。
プロペシアはテストステロンがDHTに変換されるのを阻止しますが、このテストステロンもまた男性ホルモンの一種です。
つまりプロペシアが作用しても男性ホルモンの数は実質変化しないため、男性機能の低下は起こらないとする説です。

いずれにせよ副作用はほとんど起こらないため、比較的安全性の高い薬と言えるでしょう。

プロペシアの飲み方

プロペシアは1日1錠、欠かさず飲み続けることが大切です。
ここで意識すべきなのは、効果持続時間です。
プロペシアの効果持続時間は24時間とされているため、24時間以内の間隔で飲み続けなければ効果が途切れてしまいます。
つまり1日目は朝食後、2日目は夕食前という飲み方は24時間以上経過しているため、効果が薄れるか無くなってしまいます。

幸いプロペシアはいつどのタイミングで服用しても効果に差はないので、自身の好きなタイミングで、毎日同じ時間に飲む習慣を付けましょう。

ミノキシジルとの飲み合わせ

ミノキシジルは、プロペシアにはない効果を持っているため、飲み合わせることで効率的にAGA治療することができます。

ミノキシジルとは、頭皮の血管を拡張することで毛包(髪の毛を生成する皮膚器官)に栄養を行き渡らせ、発毛を促す薬です。

かたやプロペシアは、AGA発症要因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制することで髪の毛の成長を促し、脱毛と薄毛を抑える薬です。
ですがプロペシアはあくまで弱った髪の毛を回復するだけで、新たに髪の毛を生やす効果は有していません。

したがってプロペシアが持っていない発毛効果をミノキシジルで補完することができるため、ふたつを組み合わせることで効率的に増毛することが可能となります。

ちなみにミノキシジルには外用薬(ローション)タイプと内服薬タイプがあります。
外用薬タイプとしては大正製薬「リアップ」が有名です。
また内服薬は塗るタイプよりも効果は高いですが、日本では未承認であるため、手に入れるにはAGA専門クリニックにて処方してもらうか、海外の通販サイトから購入する必要があります。

プロペシアの注意点

医薬品には「飲み合わせてはいけない薬」と「飲み合わせに注意が必要な薬」というものがあります。
前者を「併用禁忌」、後者を「併用注意」といいます。
これを無視すると薬の効果が相殺されたり、逆に相互作用で効能が強くなる恐れがあるため注意が必要です。
ではプロペシアに「併用禁忌」「併用注意」の薬はあるのでしょうか。

併用禁忌

現在のところ、プロペシアに併用禁忌とされている薬は報告されていません

併用注意

また併用注意とされている薬も報告されていません。

以上のように、プロペシアに併用禁忌・併用注意の薬はありませんでした。
今後の研究次第では併用してはいけない薬が新しく出てくる可能性もあるため、随時情報をチェックするようにしましょう。

その他

その他、注意すべき点として以下の2つが挙げられます。
・男児の服用は厳禁
・女性の服用・接触は厳禁

■男児の服用は厳禁
AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)は男性器の成長に必要な男性ホルモンです。
プロペシアによりDHTが抑制されると、男性器の成長が阻害されるため、男児の服用は厳禁とされています。

■女性の服用・接触は厳禁
そもそもプロペシアはAGAという”男性特有”の疾患を治療するため、女性がプロペシアを服用しても効果がありません。
また臨床試験の段階で女性に対しての安全性が確立されていないため、飲んではいけないとされています。

加えて妊婦の方の接触は特に危険とされています。
上述したようにプロペシアは男性器に悪影響を及ぼします。
これは男児だけでなく胎児にも影響します。
またプロペシアの成分は、皮膚に触れただけでも吸収される性質を持っています。

以上の点から、男の子を妊娠している女性がプロペシアに接触すると、胎児の男性器に被害が及ぶ可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。

プロペシアの入手方法

AGA治療薬プロペシアを手に入れるには、以下の方法を採る必要があります。
・病院処方
・通販(個人輸入)

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自身の状況に応じてどちらを選ぶか判断しましょう。

病院処方

■メリット
・リスクが少ない

■デメリット
・治療費が高い

◎リスクが少ない
病院処方の利点は、医師の判断で処方されるため、リスクヘッジにつながることです。
医薬品を処方する際、医師は患者の症状に鑑みて、「この患者なら問題ない」と判断したうえで処方します。
そのため患者も安心して服用することができます。
また万が一、処方された薬で健康被害が起こっても、速やかに処置を施してもらえます。

◎治療費が高い
AGA治療は保険適用外です。
そのため薬代に治療費を含めると20000円以上かかる場合があります。
もちろんその金額分の安全性は保障されていますが、経済的に余裕のない方には痛手かもしれません。

通販(個人輸入)

国内通販サイトでも一般用医薬品の販売が解禁されましたが、処方箋医薬品に分類されるプロペシアは未だ販売されておりません。
ですが海外の通販サイトでしたら個人輸入という形で購入することが可能です。

個人輸入とは、外国の製品を海外の通販サイトやメーカーなどから直接購入することです。
輸入には通関など複雑で専門的な手続きが必要となるため、輸入代行業者に一任するのが一般的となっています。

そのような通販(個人輸入)のメリット・デメリットは以下の通りです。
■メリット
・通院の必要がない

■デメリット
・何が起こっても自己責任

◎通院の必要がない
上述した通り、AGA治療には20000円前後の高い治療費が必要となる場合があるため、
治療を躊躇している方もいると思います。
また仕事や学業で忙しく、通院する時間が取れない方もいるのではないでしょうか。

通販サイトでしたら薬代のみの出費で済みますし、時間や場所に縛られず注文することができます。

◎何が起こっても自己責任
病院処方とは異なり、薬を選ぶのも購入を決めるのもすべて自己判断です。
仮にその商品が偽物だった場合、責任は購入者にあるため補償などの対応はほとんどしてくれません。
またその偽物によって何らかの健康被害を受けても、医師はその医薬品の成分を把握できないため、適切な処置を施せないことがあります。
通販を利用する場合は、こうしたリスクを理解したうえで注文するようにしましょう。

プロペシアの偽物

海外の通販サイトの中には、偽物を売りつける悪質なサイトも存在します。
偽物の中には成分を過剰に含み、副作用のリスクを上げるものもあり、とても危険です。
そのような偽物からわが身を守るためには、事前に偽物の特徴を把握しておく必要があります。

■プロペシアの偽物の特徴
・刻印が異なる
・パッケージが違う

◎刻印が異なる
海外製の正規品の錠剤には、片面にプロペシアの「P」、もう一方に「PROPECIA」の刻印が入っています。
届いた商品の錠剤を確認し、刻印が異なっていれば偽物を疑いましょう。

◎パッケージが違う
プロペシアの製薬会社MSD社のホームページなどを確認すれば、正規品のパッケージ写真が確認できます。
この写真と見比べてみて、少しでも違和感があれば偽物の可能性が高いです。

いずれにせよ本物か偽物かの判断は手元に届いてからでないと確認できません。
プロペシアは決して安い買い物ではありませんので、こうしたリスクがあると理解した上で通販サイトを利用するようにしましょう。

プロペシアのジェネリック

ジェネリックとは先発薬(新薬)と比べて安価ながら、先発薬と同じ効果を得られる医薬品のことです。
プロペシアのジェネリックも国内・海外問わず数多く製造されており、特に海外製のジェネリックはどれもプロペシアの10分の1ほどの価格で購入できます。

フィナステリド錠

フィナステリド錠は国内メーカーが製造・販売されているプロペシアジェネリックの総称です。
主な商品は以下の通りです。
■トーワ
メーカー:東和薬品株式会社
価格:140円/錠
■サワイ
メーカー:沢井製薬株式会社
価格:180円~200円/錠
■ファイザー
メーカー:ファイザー株式会社
価格:210円~270円/錠

プロペシアの価格は1錠あたり230円~290円ほどです。
最も安価な「トーワ」でも半額程度なので、海外のジェネリックに比べるとそれほど安くなっているとは言えません。
またフィナステリド錠は通販では購入できないので、病院で処方してもらう必要があります。
AGA治療は保険適用外のため、薬代に加えて高額な治療費を実費で負担しなければなりません。
一回の通院で総額20000円ほどかかることを考えると、財布に余裕がない方は手を出しにくいかもしれません。

そのような方は以下に紹介する海外のジェネリック医薬品を検討してみてはいかがでしょうか。

フィンペシア

フィンペシアはインドの大手製薬会社シプラ社が製造販売するプロペシアジェネリックです。
価格は1錠あたり31円ほど。
発売当初、フィンペシアにはキノリンイエローという着色料が使われていました。
このキノリンイエローは以前から発がん性を有するとささやかれており、「これを使う医薬品など危険だ」と一時期問題となりました。
そのため現在はキノリンイエロー未使用のフィンペシアが開発され、広く流通しています。

フィナクス

製造販売メーカーはインドの製薬会社レクメズ社です。
価格は1錠あたり35円ほど。
特徴はインドのメーカーでありながら日本人向けに製造していることです。
日本人スタッフ監修のもと、日本人の体格や体質に合わせた商品展開がなされています。
そのためパッケージも日本語で表記されています。

フィンカー

フィンペシアと同じく、インドの製薬会社シプラ社が製造販売しています。
価格は1錠あたり40円ほど。
他のAGA治療薬のフィナステリド含有量が0.2mg~1mgなのに対し、フィンカーは1錠あたり5mgのフィナステリドが含まれています。
これは元々フィンカーが前立腺肥大症の治療薬として開発されたことに由来します。
そのためAGA治療薬として使用する際には、4~5分割にして1日1欠片服用することが推奨されています。

フィナスト

インドの製薬会社ドクターレディー社が製造販売するプロペシアジェネリックです。
価格は1錠あたり88円ほどです。
フィンカー同様、1錠あたり5mgのフィナステリドが含まれていますので、ピルカッター等で分割して適用量(1日0.2mg~1mg)を服用しましょう

これはフィンカーにも言えますが、決められた用量(1日0.2mg~1mg)の2倍、3倍の量を一度に服用しても、効果が倍増するわけではありません。
むしろ肝機能障害や男性機能の低下などの副作用を引き起こすリスクが高まりますので、用法用量は必ず守るようにしましょう。

フィナロ

インドの製薬会社インタスファーマー社が製造販売しています。
価格は1錠あたり約29円と、海外のジェネリックでは最安値で販売されています。
またフィンペシア同様、キノリンイエローが配合されていないため安心感があります。